2007年6月アーカイブ

起業は楽しい!21世紀ニッポンの起業家人生入門
西川 潔(株式会社ネットエイジグループ創業者/代表取締役社長)
日経BP社 (2005/03/10)
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ネットエイジグループの最高責任者、西川潔さんの著書。

西川さんは、名門高校を経て東大卒、大企業就職と、エリートサラリーマンの道を突き進んでいたそうです。傍から見るとうらやましい限りですが、その生き方に充実感を感じることができず、インターネットビジネスを武器にベンチャー企業を興されました。

なぜ起業することが楽しいのか、起業するということはどういうことなのか、サラリーマンとして働くとはどういうことなのか、といったエピソードが熱くつづられています。いい話、おいしい話に限らず、起業した際の苦労や大きな壁についてもつづられているので、リアリティが高いです。

本書に入っている創業当初の写真から、今のネットエイジを想像することは普通に考えると難しい。でもそれが現実に起きている。まさにジャパニーズドリームだなと思いました。

起業経験のない方が、起業を志向する方のコーチングをする際に、こういったエピソードは非常に役に立つと思います。
リファレンスとして一読するのもアリだと思います。

達人のサイエンス―真の自己成長のために
ジョージ レナード George Leonard 中田 康憲
日本教文社 (1994/03)
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人が成長し、達人の域に達するまでをサイエンス的な切り口で書いてある本。

何かをはじめて、一度大きく飛躍してしばらく停滞、練習を続けることでまた大きく飛躍し、その後停滞、このサイクルを繰り返して人は成長していくというところが非常に印象的で実感あります。

達人の域に達することを、本書ではマスタリーと表現しています。
前述のような、マスタリーに達成するまでの経過をグラフ的に説明した後、実際に達成するための努力の仕方が書いてあります。成長感を感じることが出来ないと、前に進んでいない気がして努力をやめてしまいがちですが、実は成長するために停滞期間は必ず必要な時間で、それを飛ばしてはマスタリーにはなれない。

努力を途中で辞めてしまった経験は山ほどあり、正直耳の痛い内容ですが、逆に停滞期間の重要性を認識することができて、モチベーションを安定的に発揮できるような気がしました。

こういったプロセスのモデルをきちんと理解しておくことは、コーチングセッションにおいても意味のあることだと思いました。

よくあるタイムマネジメントの本に自分の時間の使い方を見直す、というのが書いてあります。現代人の時間の使い方というのはどうなっているんだろう、って興味を持ちました。

平成13年生活基本調査によると、睡眠時間はあまりかわらなくて、仕事時間減少→趣味時間増加の傾向のようです。平均睡眠時間は約10時間。平均すると意外に寝ているんですよね。

私の周囲の人は、比較的短時間睡眠の人が多いのでちょっとびっくりな結果でした。平均10時間ということは、3時間寝ていれば、12時間以上寝ている人がたくさんいるわけです。驚きです。子供を含めるにしても、もっともっと低いイメージ。

話はそれましたが、仕事時間現象で趣味の時間が増加している中で、もっとも大きい割合を占めているのが、テレビ、雑誌などのメディア接触の時間です。この時間使って他の仕事したら、きっといろんなことできるなと。しかしながら、なかなかテレビから離れられない人がいるのも事実。タイムマネジメントを念頭に自分のマインドをマネジメントできれば、人生変わっていくのかもしれませんね。

僕の会社に来なさい
僕の会社に来なさい
posted with amazlet on 07.06.27
鷲見 貴彦
ゴマブックス (2005/11/25)
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ベンチャーバンクというインキュベーション企業の社長である鷲見貴彦さんの著書。
事業を進めるにあたって、本当に人を大事にしているということをリアリティを持って読めます。人に対する接し方や考え方において、コーチングに参考になる部分も多いと思います。

5%の人を動かせば仕事はうまくいく―嫌われてもいいから信頼されなさい
長谷川 和広
すばる舎 (2007/02)
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直接コーチングとは関係ないですが、組織を動かして企業体として成果をあげていく、という点で非常に有用な一冊。人の心理をうまく把握しながら、会社の中でうまく動き、経営を動かしていく秘密が書いてあります。

自分自身のキャリアをマネジメントするのも、これだけ環境変化が激しいと大変です。ましてや、他の人のキャリアマネジメントをするのはもっと大変。大変だからと言って逃げられないのも事実。

マネージャの仕事の一つに、部下のキャリアマネジメントがあります。
人のことだけに、何をどうしていいのか、という思いが頭をもたげてきますが、部下の視点に立って、真剣にキャリアについて一緒に考えるということは、部下の成長にはとても重要な要素かもしれません。

その人が目指す像、ビジョンを明確にすることが、まず重要なポイントになりますが、ビジョンが明確にならない部下も中にはいると思います。そういう人は、働くことに対する価値観などを重要視しているケースもあるとか。

すべての人がステレオタイプな生き方をするわけではない、ということを心に持ちつつ、オーダーメイドな対応をできるようになりたいものです。

パフォーマンスをマネジメントするというのは、なんだか雲をつかむようで難しい気がします。
マネジメントするには指標が必要。まずパフォーマンスを計るモノサシを用意するところからスタート。プロジェクトであれば、ゴールを明確にする、営業であれば、売上目標を明示する。

これって、最初は役に立つのですが、徐々に飽きるというか慣れるというか、形骸化していく気がします。その場合のパフォーマンスマネジメントはどのようにしていけばいいのでしょうか。

コーチングの視点からコミュニケーションをして行って、新しいモノサシを設定してあげる。人は時が経つと価値観や考え方、捉え方が変わっていくので、成長に合わせて新しいモノサシが必要になるのかもしれません。

成長に合わせて新しいモノサシ、これを意識してくれるマネージャに恵まれたら部下は幸せですね。

ほめ言葉ハンドブック
本間 正人 祐川 京子
PHP研究所 (2006/12/21)
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人を褒める(承認)のバリエーションに役立つと思います。
褒めるというのは、深く突き詰めると意外に深いものです。嫌味にならないように本心から相手を承認することを伝えるのは、実際やってみるとなかなかうまくいかないところもあります。子育てなど、そういう場面が多いのではないでしょうか。本書では、ほめるために押さえるべき基本原則からスキルへと昇華させるための内容が詰まっています。

目からウロコのコーチング―なぜ、あの人には部下がついてくるのか?
播摩 早苗
PHP研究所 (2004/06)
売り上げランキング: 71182


入門書です。
まず「コーチングって何?」というところが分かっていない方にオススメです。使われている用語も非常にわかりやすく、例も交えて書いてあるので、理解しやすい内容になっています。読むのが速い人であれば、1時間ちょっとくらいあれば全部読み通せるくらいの量です。

コーチングが人を活かす―やる気と能力を引きだす最新のコミュニケーション技術
鈴木 義幸
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2000/06)
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コーチングの入門書として良いです。
コーチングって何?というところから入り、コミュニケーションのやり方をやさしく書いてあります。内容も平易で気楽に読めますので、電車のお供に良いと思います。

「続ける」技術
「続ける」技術
posted with amazlet on 07.06.13
石田 淳
フォレスト出版 (2006/10/20)
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「続ける」自分をいかに作り上げるか、という本です。
人の行動は、何かのトリガーによって無意識に引き起こされていることが多いそうです。有用な行動が何かのトリガーで習慣化しているのは問題ないかもしれませんが、悪習慣はやはり葬り去りたいもの。そこで、悪臭のトリガーをきちんと認識して、トリガーを引き起こさないようにしてしまうというわけです。本書にはそのあたりのコツが書いてあります。

QT 質問思考の技術
QT 質問思考の技術
posted with amazlet on 07.06.13
マリリーG.アダムス 中西 真雄美
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005/05/16)
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QTとは、Question Thinking(質問思考)の略だそうです。
あまり日本語としてはなじみのない言葉ですが、自分自身に無意識に問いかけている質問で人は考えている、ということのようです。この自分に問いかける質問に意識を向けて、前向きな行動に移せる質問に変えていくことで、考え方自体も変わっていくわけです。セルフコーチングをするのに有用なヒントがたくさん詰まっていると思います。

コーチング選書5 コーチングマニュアル
ソープ&クリフォード コーチ・トゥエンティワン 桜田 直美
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005/11/06)
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基礎を押さえるところから始まり、実際のエクササイズまで手ほどきしてあります。「コーチングプロセス」「コーチングスキル」「コーチングエクササイズ」の三部構成で、順を追って展開してあり、中身も具体的なので、分かりやすいと思います。

コーチング5つの原則 コーチング選書 01
J.フラーティ コーチ・トゥエンティワン
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2004/11/18)
売り上げランキング: 34022


文化背景が本文に影響を与えているところがあるので、日本人な私にはちょっと難しいところもありますが、網羅的な内容だと思います。コーチングをはじめるにあたっての基礎をしっかりと押さえるという意味では有用だと思います。ただ、基礎とは言え、一朝一夕には身につかないものなので、繰り返し読んで身に付けていくことが一番重要だと思います。

feedback.jpg

フィードバックという用語は、そもそもは軍事用語らしく、砲弾を打った後に正しい位置に着弾しているかどうかという情報を打った人に戻す、というところから派生している言葉のようです。

コーチングにおけるフィードバックは、相手に気づきをもたらすのに有効です。

フィードバックの基本は、相手の言葉の使い方、話し方などから感じたことを伝えることになります。相手にとってうれしい内容もあれば、そうでないものもあると思いますが、相手のきづきを促すために重要な内容であれば、しっかりとフィードバックしてあげるべきだと思います。できるだけ冷静に感じたことをそのまま伝えてあげることは、相手にとって非常に有用な情報です。躊躇せずにきちんと伝えてあげましょう。

しっかりとフィードバックするには、まずしっかりと相手の話を聞くことが重要になります。聞いたこと、感じたことをうまく伝えてあげるためのテクニックとしては、まず「感じたことをお話してもいいですか?」といった一言をかけてあげる、などして相手がフィードバックを受け入れやすい体制を作ってあげてください。

受け取る側としても、ネガティブなフィードバックを受け取った際、それはコーチが自分に気づきをもたらしてくれようとしている、という意図を心に留めておけば、うまく受け入れることができるでしょう。

会話のマネジメント コーチング選書 02
M.コノリー R.リアノシェク コーチ・エィ
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2004/11/18)
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会話をマネジメントするという概念自体が、コーチングらしいと言えばコーチングらしい一冊。会話の内容を構造的に考え、効果的な時間のすごし方をマネジメントしていくための材料がちりばめられています。ただ時間をかければいいだけではないし、用件だけを伝えればいいものでもない。会話というのは考えていくと意外に深いもので、意識の中においておくと役に立つなと思いました。

人を動かす50の物語 コーチング選書 03
M.パーキン コーチ・エィ
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2004/11/18)
売り上げランキング: 102935


コーチングにおいて、考えていることをうまく伝えるためのメタファがたくさん収録されています。
物語で伝えるというのは、コーチングに限らず非常に有用だなと気づく部分もあり、良いですね。物語の発しているメッセージと自分自身の現実生活との設定を見出すために脳を使って考える、というプロセスが良いのかもしれません。

戦略的質問78

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コーチング選書 04 戦略的質問78
C.クラーク・エプスタイン コーチ・エイ 金井 真弓
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005/03/22)
売り上げランキング: 44703

質問というコミュニケーションに絞り、いかに組織をつくっていくかという本。
質問内容について、自分なりの成功パターンを持っている方もいるかと思いますが、その幅を広げる意味で大変役に立つ本だと思います。