
前に進まないプロジェクト
職業柄、さまざまなチームでプロジェクトを経験してきました。
プロジェクトがうまく進む場合、進まない場合、いろいろとあります。プロジェクトを遂行するに当たってのチームビルディングは、リーダーが行うケースが多いのですが、メンバーの選び方でずいぶんと雰囲気が変わります。
長期のプロジェクトの場合、人間関係は重要なファクターになるように思います。年齢差もそこそこにつけて、兄貴分弟分をうまく分けていく。短期プロジェクトの場合は、人間関係というよりも能力、スキルセットでメンバーを選んでいく、など。
私の経験上、前に進まないプロジェクトで最も強烈だったのが、リーダーが常に怒号を浴びせるものでした。メンバーは全員萎縮し、会議で積極的な発言は一切でない。それだけならまだしも、メンバー間でそれぞれに各自のアラを指摘し、ストップをかけるような動きをする場面さえありました。このとき、コーチ的立場でチームに入り、何ができたのかと4つほど考えてみました。
(1)メンバー全員の話を個別に聞く
(2)リーダーと個別に話をする
(3)各自の発言を反芻して客観的に発言者に聞いてもらう
(4)どこを目指しているのか、各自が目指しているところはどこなのかを再確認する
実際に現場でやれたわけではないので、どのような効果があるのかはわからないですが、少なくとも上記の4つの行動をとる人はいなかったなと思いました。
頭の中で必要だと思っても、実際に行動に移すには勇気のいることだし、圧力もかかる。そんな状況を鑑みつつ、状況を改善するための一歩を踏み出せるメンバーこそが真のリーダーなのかもしれません。
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