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チャンクアップ/チャンクダウンとは、コーチングの会話を塊ととらえて塊の粒を上げたり下げたりすることを言います。

チャンクアップ=会話の塊をつくり、話のレイヤを上げます
チャンクダウン=会話の塊を細分化し、話のレイヤを下げます

チャンクを上げたり下げたりすることで、なんとなく話しているコーチング会話の内容をより明確に具体的にし、行動へとつなげていくことができます。

チャンクをうまくアップダウンさせるスキルを身に付けるには、実践による訓練が重要です。

コーチングにおける会話は、コミュニケーションをとりながら、クライアントの成果を得るための直接的なやりとりなので、重要な要素となります。会話を成立させるために、下記のようなポイントがあります。

  • 会話をはじめる気になっている
  • お互いに同意している
  • 会話を続ける気がある
  • 相手にきちんと向き合っている
  • 付かず離れず、適切な距離感を保っている

これらを押さえておくことがまず最低条件です。その上で、相手が気持ちよく話せるように気配りをすることで、コーチングの会話はうまく進んでいくことになります。では、相手が気持ちよく話せるポイントにはどのようなものがあるでしょうか。個人的には、以下のようなものがあると考えています。

  • 上から目線でない、高飛車でない
  • ちゃんと聞いてもらっている感じ、適切な相槌がある
  • 親身になってくれている印象

これがすべてではないので、是非ご自身でも考えてみていただければと思います。考えた項目を意識しながら、気持ちよい会話を進められるようにしていくことがコーチの役目でもあります。

コーチングを行うフローにおいて、「こうでなければならない」という決まりはありませんが、基本的な流れを覚えておくといいと思いますので、紹介します。

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1.環境構築
 これからコーチングをするための環境を整えます。クライアント(話し手)が話しやすい状況をつくりだすために話し方のペースをあわせたりします。

2.ゴール設定
 達成したいゴールを設定します。

3.現状分析
 ゴールに対して、今のクライアント(話し手)の状況が具体的にどうなっているのかについて話します。

4.過程分析
 現状からゴールに向かうまでの過程において、どのような開きがあるか、何が必要か、などについて話します。

5.TODO作成
 過程分析で出た内容を具体的なTODOに落としていきます。

6.振り返り
 具体的なTODOをこなしてみて、何が起きたのか、スムーズに進んだか、何か障害があったかなどについて振り返ります。そして、再び1.からのプロセスに戻っていきます。

この流れを踏まえて、コーチングを進めていくことが基本となります。

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フィードバックという用語は、そもそもは軍事用語らしく、砲弾を打った後に正しい位置に着弾しているかどうかという情報を打った人に戻す、というところから派生している言葉のようです。

コーチングにおけるフィードバックは、相手に気づきをもたらすのに有効です。

フィードバックの基本は、相手の言葉の使い方、話し方などから感じたことを伝えることになります。相手にとってうれしい内容もあれば、そうでないものもあると思いますが、相手のきづきを促すために重要な内容であれば、しっかりとフィードバックしてあげるべきだと思います。できるだけ冷静に感じたことをそのまま伝えてあげることは、相手にとって非常に有用な情報です。躊躇せずにきちんと伝えてあげましょう。

しっかりとフィードバックするには、まずしっかりと相手の話を聞くことが重要になります。聞いたこと、感じたことをうまく伝えてあげるためのテクニックとしては、まず「感じたことをお話してもいいですか?」といった一言をかけてあげる、などして相手がフィードバックを受け入れやすい体制を作ってあげてください。

受け取る側としても、ネガティブなフィードバックを受け取った際、それはコーチが自分に気づきをもたらしてくれようとしている、という意図を心に留めておけば、うまく受け入れることができるでしょう。

質問する

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質問内容は、コミュニケーションの内容を円滑にするか、硬直化させるか、という要素も持っています。

会話が硬直化してしまう質問によくあるのが、問い詰める質問、YES/NOでしか答えられない質問です。相手から話を聞きだす、情報を引き出すというのではなく、とにかく打ち負かしてやろう、ぎゃふんと言わせてやろう、という場合によく見る光景です。

仕事上で、上司部下の関係性の中で相手を打ち負かす必要のある場面は、あまりないように思います。むしろいかに知恵を出し合って前に進めていくか、という場面の方が多いのではないでしょうか。

分かってはいても、ついつい高圧的な質問をしてしまう、という方もいらっしゃいます。
ちょっと視点を変えて、質問の方法を見直してみる、そしてちゃんとその返答を聞いてあげることによって、いままでになかったアイデアが出てきて、一気に問題解決ということもありえなくはない話です。

一度、自分が周囲の人に対して投げかけている質問内容を書き出してみるのも自分を見つめなおすという意味で面白いかもしれませんね。

聞く

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コーチングの基本中の基本は何かと言われたら、私は「聞く」ことだと答えます。

「聞く」ということを意識してコミュニケーションをとってみると、相手の話を先読みして結論を先に言ってみたり、まったく違う話題が頭に浮かんできたりします。日常のコミュニケーションの中で、「聞く」ということがいかにできていないか、ということを思い知らされます。

逆の立場でも思い当たるところがあると思います。
「この人は、私の話を本当に聞いているんだろうか?」

「聞く」ためには、まず話を聞きながら「今私は聞いているか?」という意識を持ち始めるところからはじめましょう。話を先読みしていたり、他のことを考え始めてしまったら、それをうまくコントロールして「聞く」姿勢に戻すのです。相手の話を声に出して反芻してみてあげるのもペースを取り戻すには良いでしょう。

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コーチングとは、コミュニケーションスキルの一つです。

コーチングには、「する人」「される人」がいます。目標を設定し、その達成に向けて必要となる知識、スキル、ツールを身に付けることで、最短の時間で効果をあげられるようにサポートしていくのがコーチング「する人」の役目。例えば、経営者、マネジャーといった立場の人がコーチングスキルを習得することにより、部下やメンバーの自発的行動を促進し、個々人の個性や強みをいかした組織運営、プロジェクト運営を可能にするスキルセットとなり得ます。